小学校では,当たり前のように係活動とか当番活動があります。
当番活動は,例えば日直,委員会の当番,給食当番,そうじ当番等があります。
小学校ではそれら分担を“当たり前”のように決めていきます。
そして,高学年になればなるほどそれは顕著です。
さらに慣れてくると,どんどんスムーズに進めていくことができます。
おそらく学級の時間を使って決めていると思いますが,係活動や当番活動を決めるにあたって,大切なことがあるなあと最近思いました。
それは,“何で係活動や当番活動ってあるの?”と子ども達に問いかけることです。
高学年になればなるほど,分担して行うことは“当たり前なことなんだ”と思ってしまいがちですが,そもそもの“なぜ,分担するのか?”といった目的を初めに考える,あるいは時々見直してみることはかなり大切ではないでしょうか?
なぜ,目的を考えることが大切かというと,子ども達ってやっぱり純粋なので、。
意味がよく分からないものはやらないし,意味が分かればやるからです。
なので,係活動や当番活動についても子ども達が,“あ!だから係活動とか当番活動ってあるんだね!!なるほど!!”と納得感を感じることで,役割を決めるための話し合いや活動そのものに必要感と当事者意識が生まれるのではないでしょうか。
もちろんこんな上手くはいきませんが,いずれにしても,物事を行っていく時はその活動に意味を宿すことは大切だと感じています。
子ども達もそれぞれの活動を行うときに,“何でだろう?”と問いかける習慣をもつと,言われたことをただ言われた通りにやるのではなく,一つ一つ考えるクセをつけられる人になるので,意識して取り組んでいきたいところです!!
大切なこと
あくまでも,先生は目的について“何で?”と問いかけるだけであって,答えは言いません。
考えた上で,意味を見出すのは目の前にいる子ども達だと思っています。
では!!