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【必要】学校の朝の会での健康観察を一人ひとりの名前を呼ぶ理由【子どもの心と体の調子を知る】

この記事の内容

学校では,朝の会に必ずと言って良いほど「健康観察」の時間があります。この健康観察には様々なやり方がありますが,僕は「一人ひとりの名前を呼ぶ」という方法で行なっています。

時間がかかりますが,そこには明確な意図があります。

それは,“子どもの心と体の調子を知る”というところにあります。具体らきに説明していきます。

1 子どもの心と体の調子を知ることの大切さ【論文あり】

①「はい,元気です」の違いを見る

健康観察の目的は,“子どもの心と体の調子を知る”というところにあります。

「〇〇さん」と呼ぶと,元気な人は「はい,元気です」と言います。

この「元気です!」の言い方を僕は見るようにしています。 

いつも元気よく「はい,元気です!」と言える人はひとまず心配いりません。

 

しかし,同じ子どもでも昨日とは違った「はい,元気です」の言い方の時があります。

また,「〇〇さん」と呼んでいるのにも関わらず応答がなく,3回目くらいでようやく応答する時もあります。

 

とすると,そのような変化は,心と体に何かが起きているサインだと捉えることができます。

“疲れているのかな?”

“朝何かあったのかな?”

“先生との関係が良くないのかな?”

など,想像ができるようになります。

このような理由から,僕は一人ひとりの名前を呼んでの健康観察を大切にしています。

 

②体調の良くない子には,「大丈夫?」「昨日何時に寝たの?」という声かけを

「頭が痛いです」や「眠いです」という人には「大丈夫?」「昨日何時に寝たの?」など,ちょっとした質問をするようにしています。

先生と子どもの大事なコミュニケーションの一つにしています。

 

ネットで検索してみると,朝の健康観察についての論文があったので,ぜひご覧ください♪

ci.nii.ac.jp

2 “子どもの心と体の調子を知るのであれば,朝来た時に声をかければ良いじゃん”という問いに答える

朝,一人ひとりの名前を呼んでの健康観察に対しての意見としては,

「時間がもったいない」

「朝の会で行うのではなく,朝子どもが来た時に行えば良いじゃん」

というものがあります。

 

まず,「時間がもったない」ということについて,

たしかにもったいないかもしれません。

僕も,1時間目が専科の時間の時や,時間のない時は,体調の良くない人だけに挙手をしてもらってサッと済ませることがあります。

しかし,時間がある場合には,一人ひとりの名前を呼んで上にも書いたような変化をみることを優先しています。

 

次に「朝の会で行うのではなく朝子どもが来た時に行えば良いじゃん」ということについて,

健康状況を見るだけなのであれば,それで良いかもしれません。

しかし,僕はクラスの子どもたち全員が友達の体調を知っていてほしいと思っています。

体調が良くない子がいるのであれば,その子に対して適切なサポートができるようになってほしいからです。

 

さらに,みんなの前で名前を呼ぶことでクラスへの所属意識の高まりなども理由として挙げられます。

3 低学年と高学年や中学校での使い分け

健康観察を一人ひとりの名前で呼ぶことの大切さについて書いてきましたが,この健康観察のやり方は発達段階で変わってくると思っています。

 

現時点では,

①低学年は“一人ひとり名前を呼ぶ”方式

②高学年は“体調の良くない人に手を挙げてもらう”方式

 という考えです。

 

なぜ,高学年で挙手制に変えるかというと理由は次の通りです。

①表情や言い方に出やすい低学年と違い,高学年は「はい,元気です」だけで子どもの体調が読み取りづらくなる

②体調が良くなくても「はい,元気です」と我慢して言ってしまう場合がある

③みんなの前で名前を呼ばれることに抵抗を感じる子がいる

④高学年は,健康観察よりも時間をかけるところがたくさんある

 

これらの理由により,子どもの様子や優先順位を見極めて健康観察を行っていくことが必要だと感じています。

4 おわりに【やっていることには必ず“意図”がある】

ネットやSNSであるあるなのが,

“これって意味分からなくない?”“必要なくない?”

とただただ批判する人がいることです。

 

僕は,それは“間違い”だと思います。

なぜなら,“活動には必ず明確な意図”があるからです。

もちろん,明確な意図を意識して活動を行なっていくことは前提として大切です。

しかし,一応無尽に批判だけする人は,僕は違っていると思います。

もし批判をするなら,その理由を教えてくださいと思います。

自分自身もそうなってしまっていることがあるため,そういうことがないよう気をつけていかなければいけないなあと思います。

では!!

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