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【叱るのアウト!】授業に遅刻する子への対応の仕方【結論:遅刻する原因によって対応が変わってきます】

こんな悩みをもった先生向けの記事です
・授業に遅刻する子への対応に悩んでいる

・授業に遅刻し続ける人はなぜ遅刻し続けるのか分からない

・授業に遅刻する子への声かけってどうすれば良いのかな?

・言い続けても全然変わらないんだけどどうすれば良いのかな?

・授業に遅刻する子ってどういう気持ちでいるのかな?

こんな要望に答えます。

小・中学校では授業に遅刻してしまう子がどうしてもいます。授業と授業の間の時間に用事を済ませることができなかったり,理科や音楽など別の教室で授業を行う際、並ぶのに時間がかかってしまったりなど、様々な場面で遅れる子がいます。

そんな子どもたちを見て、“何とかしたい”と思っている先生が多くいらっしゃると思います。それでもすぐには良くなりません。時には厳しい指導をしてしまい、後悔するなんてことも、、、

授業に遅刻してしまう子への対応、、、一体どうしていったら良いか考えていきたいと思います。

記事の内容
・授業に遅刻する子への対応【遅刻する理由によって対応が変わってきます】

・いくら言っても変わらない時の対応

・遅刻する人の気持ち【遅刻する人は遅刻したくてしているわけではない】

・そもそも遅刻ってそんなに悪いこと?

この記事を書く僕は、以下のような人間です。

「小学校の教員をしている」

「それぞれの子にあった教育について考え続けている&考えることが楽しい」

この記事を最後まで読んでいただければ、授業に遅刻する子への対応が分かります。明日からの教師としての仕事の参考にしていただけると嬉しいです。

授業に遅刻する子への対応【遅刻する原因によって対応が変わってきます】

授業に遅刻する原因には例えば以下の原因があります。

①友達としゃべっていて遅れる

②時間の管理ができない

③行動がとてもゆっくり【マイペース】

これらの原因によって対応の仕方は変わってくるので、順番に解説していきます。

友達としゃべっている

友達としゃべっていて授業に遅れたり、列に並ぶのに遅れたりする場合にはきちんと今やっている行為を正す必要があります。

なぜなら、“遅れてはいけない”と分かっていながらもそのような行為をしてしまうからです。

みんなを待たせ、かつお互いに良くない影響を与え合っているこの状況を見逃しておくわけにはいけません。

対応の仕方は次の通りです。

対応の仕方
まず、遅れていることに気づいているのか・遅れない方が良いことを分かっているのかを本人たちと確認します。次に、なぜ遅れてしまうのかを考えます。最後にこれから遅れないためにはどういうことに気をつけていくのかを本人たちが自ら解決できるように促します。

気をつけるポイント
遅れた事実に対して、教師側から一方的に「急ぎなさい」「何でしゃべっているんだ」というような厳しい指導は、その時は良くても長期的にはあまり効果がないと考えます。本人たちが“自分ごととして考える”ということが一番大切です。

時間の管理ができない

次に何をするのか分からなかったり、時間の感覚がまだ身についていなかったりする場合、時間の管理ができないことが原因としてある場合、対応の仕方は以下の通りです。

対応の仕方

・視覚支援をする→時計教材を貼っておく

・先の見通しをもてるよう支援する→何時に何をするを細かいところまで明確にしておく

・個別に声かけする→発達段階的に自分で考えて動ける段階ではない場合には丁寧に声かけをします。

行動がとてもゆっくり【マイペース】

性格的に行動がとてもゆっくりということが原因の場合も考えられます。

本人は急いでいるつもり、自分のペースをもっている。

対応の仕方

・気長に待つ

・何度も急ぐように言わない

気をつけるポイント
無理やり急がせることは極力しないようにしたいものです。むしろ、少しその子が送れなくなった時に“前よりも早くなったね”と良いところを声かけできる方が良いと思います。

いくら言っても変わらない時の対応

原因を探って対応するも、なかなか行動が変わらないことは多々あります。これは遅刻に限らず、他の場面でも言えることです。

そんな時、すぐに結果を求めたく、厳しい指導をしてしまうかもしれませんが、そうならないよう気をつける必要があります。

悪くなるということは、あまりないはずです。

3分遅れが1分遅れになっただけでものすごく成長しています。

遅れてはいるけど、前よりも早くなればそれで十分です。

遅れているという事実を見るのではなく、これまでの変化で見ることができれば、子どもを褒めることもでき、教師側も厳しい指導をしなくて済みます。

このあたりの心のキャパシティを教師はもっていたいものです。

遅刻する人の気持ち【遅刻する人は遅刻したくてしているわけではない】

何度も遅れてしまう人は、別に遅刻したくて遅刻しているわけではありません。

全員がそうとは言えませんが、少なからず罪悪感を感じている人がいます。

なぜ、そんなことが分かるのかと言うと、実は僕自身も時間を守ことがあまり得意な方ではないからです。

時間ギリギリになってしまう時は、“ヤバイ!!急がなきゃ!!”とすごくプレッシャーを感じます。

遅刻する理由は完全に自己管理能力の低さです。

こればかりは厳しく指導されても変えることがなかなか難しいです。

※自己を正当化しているわけではありません。

なので、遅れてしまう子に対し教師がやるべきことは、その力を育んだり、遅れないための仕組みを作ってあげたりすることだと感じています。

そもそも遅刻ってそんなに悪いこと?

これまでの話を一転するようですが、世の中の全ての遅刻が良くないなのでしょうか?

人を待たせている遅刻は良くないです。その人の時間を奪っているわけですから。

しかし、授業の遅刻は本当に良くないことなのでしょうか?

別に誰かに迷惑をかけているわけでも、誰かの時間を奪っているわけでもありません。

遅刻した人が困るだけです。

なので、遅刻した人については特に何も言わないという手も一つの考えとしてあります。

この対応の仕方の良いところは、“もし遅れて困っても知らないよ。自分で責任をきちんと取れるようになってね。”と自分で行ったことに対し自分で責任を取るという勉強にもなるということです。

自分で責任を取ることで、“授業に遅れないようにしよう。”という気持ちが芽生えれば一番良いです。

また、こんなに時間に厳しいのは日本だけだと以前外国に住んでいた知り合いに聞いたことがあります。授業に遅れてきても何となく先生に理由を言ってそれで終了、先生も厳しく指導はしないと言っていました。ただし、結果は出すことが大切ということも言っていました。自由度高めかつ、成果主義だなあと感じました。

礼儀を重んじる日本だからこそ、遅刻に対して何度も言うのだと思います。この指導により、本来の遅れないほうが良い目的を見失い、“先生が言っているから遅れないようにする”とか“先生に怒られるから遅れないようにする”など子どもが感じてしまわないことを願います。

まとめ

授業に遅刻する子への対応の仕方についてここまで書いてきました。

それぞれの原因によって対応の仕方が変わってくるということや、住んでいる国によっても考え方が変わってくるということまで広く書いてきました。

事実だけに目を向けず、その事実を多面的・多角的に見ていくことが一番大切になってきます。じっくり考え、その子にはこれだ!!と思えるような対応をできるよう、本記事の内容も参考にしていただければと思います。

最後になりますが、対応にはうまくいかない場合も多々あります。その時は、もう一度立ち止まり、原因から考え直し、新たな対応の仕方で再チャレンジすれば良いだけです。

いつかその子にあった対応の仕方に出会えるはずです!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

では!!

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