・冬休みだからと言ってダラダラしてしまう
・時間はあるけど何をすれば良いのか分からない
・冬休みにダラダラしない方法はないの?
こんな疑問に答えます。
・やりたいことをするために、冬休みこそが大切な理由
・冬休み中のオススメの過ごし方5選
この記事を書く僕は、以下のような人間です。
「小学校教員をしていて、時間がある長期休暇に暇を持て余すことが大嫌い」
「長期休暇中だからこそ色んなことにチャレンジできると思っている」
冬休みにゆっくりと体を休めることももちろん大切ではありますが、それだけでは、すご〜〜〜〜くもったいないと思っています。冬休みや長期休暇だからこそ、できることがたくさんある、そして冬休みは今後1年の過ごし方にも大きな影響を与える大切な時期です。
この記事を読んで、「自分も何かしてみよう」「冬休みをダラダラ生活するのはやめよう」と思ってくれると嬉しいです。
目次
やりたいことをするために、冬休みこそが大切な理由
1年の始まりだからこそスタートダッシュをかけることができる【本質をついている】
「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、本当にその通りだと思っています。
「お正月だからゆっくり休みたい」という気持ちももちろんありますが、行動している方や成果を出している方々はお正月など関係なしに、色んなことをされています。
SNSで発信されている先生を見ると多くの方がそうです。
むしろお正月だからこそ行動するというように、僕からは感じられます。
でも、これって本質をついていると思います。
なぜなら、初めのスタートダッシュをかけることができれば、それが基準となるため、その後は行動することに大きなエネルギーをかける必要がなくなるからです。
車を例にして考えると、初めに速度をあげておけば、後はアクセルを踏まなくても惰性でどんどん進んでいきます。つまりエネルギーを多く消費しないで済みます。
逆に、途中から加速するとどうなるでしょうか。
車を例にあげると、途中で加速するとなるとそこにはより多くのエネルギーが必要です。また、乗っている人にも負荷がかかります。急にスピードをあげると、慣性の法則で、その場に止まりたいという力が働きます。つまり、先に進みたくないという逆向きの力が働きます。
これは何かを始める時も同じで、途中からエネルギーを大きくすると、そこには逆向きの力が働きます。
それは、“後でやればいいや”“明日からやろう”という力です。
人間は、本来先延ばししたい生き物です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【書評】「先延ばしする人は早死にする」を読んで勉強になった5つのこと【先延ばししなければ仕事も人生もうまくいく】そんなことにならないためにも、スタートの時にエネルギーを最大化し、行動することはとても大切になってきます。
習慣化するには大チャンス!!
冬休みの時間のある時こそ、習慣化する大チャンスです。
学期中の忙しい時期だと、習慣化したくても疲労感・多忙感からつい、「今日は休んで明日からやろう」というふうに先延ばししてしまいます。
その繰り返しにより、結局習慣化できないという無限ループに陥ります。
そうならないためにも、冬休み中にやりたいことを習慣化してしまいます。
冬休み中に習慣化ができれば、上にも書いたように〝スタートダッシュ〟がすでにできているため、三学期が始まっても継続することができるというわけです。
〝冬休みに一年の全てがかかっている〟という勢いで、行動したいものです。
冬休み中のオススメの過ごし方5選
ここで、オススメの過ごし方を紹介します。
冬休みのオススメの過ごし方5選は以下の通りです。
- 継続的な目標の習慣化
- 冬休み中に達成できることを達成する
- 読書【そもそも論を問い直す系の本】
- ドラマ・映画・アニメから学ぶ【アウトプットも行う】
- 授業で使えそうな物を探す
順番に解説していきます。
継続的な目標の習慣化
1年間継続できる目標の習慣化をしてしまいます。
僕の場合は、5時起きからのブログの記事を書くことです。
これまで何度もチャレンジしてきましたが、なかなか習慣化までいきませんでした。
この冬休み中に習慣化します。
やりたいことを考える際には、〝なぜ自分はそれをやりたいのか〟という目的も合わせて決めておくと、よりやる気になります。
習慣化するための考え方やノウハウが書かれた本も本屋さんに行けばたくさん売っていて、前の記事でも紹介しています。
詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
【書評】「やり抜く人の9つの習慣」を読んで勉強になった5つのこと【「やりたいこと」を長続きさせるためには方法があります】冬休みで達成できる目標を達成する
継続的にやることを習慣化すると同時に、冬休みで時間があるからこそできることも同時に行なっていくことも大切だと思います。どんなことでも良いです。
・フルマラソンにチャレンジする
・TOIECにチャレンジする
・曲を作ってみる
などなど
自分に合ったチャレンジができると良いです。
余談になりますが、僕は今年の冬休みは、人生初の教育論文を書きます。
これは自分の思考の整理・アウトプットという意味もありますが、自分のやってきたことや考えていることがどのように評価していただけるかという一つのチャレンジでもあります。
秋ぐらいに書こうか悩んでいたのですが、教頭先生に背中を押していただき、書くことを決意しました。
時間があるからこそ、ゆっくり考えてより良いものを作っていきたいと思います。
読書【そもそも論を問い直す系の本】
読書もかなりオススメです。
学期中は「すぐに何とかできる実践やノウハウを知りたい」という気持ちから、ハウトゥ本を読む方が多いと思いますが、長期休業中は、教育の本質について改めて考えられる本を読むと良いのかなあと思います。
子どもを見るときや、授業をしているときなど、自分が大事にしているものを核にして、解釈したり実践したりしているはずです。しかし、自分の核が本当に正しいのか定かではありません。また、学期中はゆっくり考える時間もありません。
そこで、長期休暇だからこそ自分の核としていることが本当に正しいのかを疑い、時間をかけて考える必要性がでてきます。
自分の価値観に固執しすぎず、幅広い視野をもち続けていくことが大切だと感じています。
僕のオススメの本を以下の記事に載せてありますので、ぜひご覧ください。
【ハッとさせられる本】教員向けオススメ本5選【思想編】ドラマ・映画・アニメから学ぶ【アウトプットも行う】
ドラマ・映画も学校教育につながる部分が多くあります。
僕のドラマ・映画・アニメの見方は、常に「どんなメッセージ性があるか」で一貫しています。
「あー面白かった。感動した。」ではなく、「何がどのように心に響き、そこから何を学んだか」を言語化できるようにしています。
例えば、「あなたの番です」というめちゃくちゃ有名なドラマについて
一見サスペンスでめちゃくちゃ怖いという印象を受けますが、その裏には、「いろんな愛の形がある」というメッセージがありました。
エレベーターを愛する人もいましたし、ワニを愛する人もいましたね!
主題歌を歌っているAimerさんも、イニシャルはAiでした!
どこからどこまでも愛でした。
そんなふうにして見ています。
最近、久しぶりに女王の教室という、僕が小学校の頃見ていたドラマを見ました。
子供の頃は
「怖い先生を子どもたちが力を合わせてやっつける。」
「実は先生は良い人だった。」
というような浅はかな捉えでいました。
しかし、改めて見るとめちゃくちゃ勉強になったことがありました。また、メッセージ性もたくさんあることに気づきました。
女王の教室については、近いうちに記事にしたいと思います。
授業で使えそうな物を探す
日常の中には教材がたくさんあります。
普段からそれを探してらっしゃる先生がほとんどだと思いますが、僕もその一人です。
学期中に限らず、休み中もそれは継続です。
最近、「これ授業で使えそう」と思ったものは以下の通りです。
・「敵に塩をまく」は武田信玄と上杉謙信の川中島の合戦が元になっている
・キットカットのチョコの長さが小さくなっている→コロナの影響
どの教科も生活と結びつけることで、より意味のある学びにつなげることができるので、何か教材化できるものはないかと考える癖をつけておく必要があります。
まとめ
冬休みを大切に過ごすことは、これからの人生に大きな影響を与えます。ぜひ、良いスタートダッシュを切って、充実した1年にしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では!!