・先延ばしをするデメリットを知りたい
・先延ばししないための方法を知りたい
こんな要望に答えます。
・「先延ばしする人は早死にする」を読んだ感想
この記事を書く僕は、以下のような人間です。
「小学校の教員をしている」
「子どものエピソード・本から得た学びをもとに自分自身の視野が広がることに喜びを感じている」
「仕事を効率的に行い、仕事や人生をより良くすることを追求している」
「先延ばしする人は早死にする」はメンタリストのDaigoさんが、“先延ばし”の原因や危険性、また先延ばしを克服する方法をエビデンスを基に説明している本です。そもそも先延ばしは、人間誰しもがもつ脳の働きが原因です。
今回は、その「先延ばしする人は早死にする」の感想を簡単にまとめました。
目次
「先延ばしする人は早死にする」:読んで勉強になった5つのこと
「先延ばしする人は早死にする」で勉強になったことは以下の5つです。
①先延ばしをするほど自分を嫌いになる
②先延ばしすることは脳に負担をかける
③先延ばしをしないことで人間関係がうまくいく
④先延ばしをしないことは長生きにつながる
⑤先延ばししないことを習慣化する“if then戦略”
順番に解説していきます。
先延ばしをするほど自分を嫌いになる
本書では次のように書かれていました。
一度先延ばしで失敗したときのネガティブな記憶がずっと再生され続けて、「どうせまた先延ばしするだろう」「やっぱりオレはダメだ」というネガティブなスパイラルに陥ると、自己効力感や自尊心にも悪影響が出て先延ばしのループが発生してしまうのです。
出典:先延ばしする人は早死にする
先延ばしのループ、最悪ですね、、、
そんなことにならないためにも、多少めんどうでも「サクッ」と取り組む必要がありそうです。
取り組み始めれば、「あともうちょっとやる」というふうになるんです。←経験者は語る笑
先延ばしすることは脳に負担をかける
私たちの脳は「ひとつ以上の作業を同時に処理する」という作業が苦手です。(省略)未完のAを先延ばしにしてBをやるとき、未完のAが「気がかり」という記憶になって頭の片隅にずっと残っています。(省略)つまり苦手なマルチタスクにならざるを得なくなってしまう。結果として脳に負担をかけます。
出典:先延ばしする人は早死にする
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」という経験はたくさんあります。こうなると僕の場合、“結局どっちもやらない”となってしまうことがあります。
やることが一つでもできたら、すぐに終わらせるということを意識していく必要性を感じました。
これは明日からでもできそうです。
先延ばしをしないことで人間関係がうまくいく
自分が自由にできる時間、その他の日常のしがらみから解放されて、自分のことだけをしっかり確保することで、人は共感能力が高くなると言われています。(省略)人は内省することで教官能力が高くなります。人は内省すつことで、感情の機微に敏感になります。教官能力が高く、他人の感情に寄り添い、理解する能力が高まるために、「人の気持ちが分かる人」になれるのです。
出典:先延ばしする人は早死にする
この文を読んで、「遅くまで仕事をしている人がすごい人」という価値観は変えるべきと感じました。
先延ばしせず仕事を早く終えて内省する方が成果が出るということは本の内容からも言えそうですし、僕の経験からも当てはまります。
早く帰ることが結果として子どもに良い影響を与えるということがどんどん広がってほしいですし、僕も広めていこうと思います。
また、教員はリフレクションは自己の成長のためと思っていましたが、同時に子どもとの人間関係も良くなるということに驚きました。たしかに、気持ちに余裕がない時って人当たりも悪くなってしまいます。そうならないためにも、自分を振り返る時間は超重要なんですね。
リフレクションは僕も大好きです。書かなくても頭の中でボーッと考えることだけでも意味があると思っています。僕の場合は、出勤中の車の中が内省する時間になっています。
でも、実際はもっと多くの時間内省したいので、時間確保のためにもやるべき仕事をより早く終わらせる必要があると感じました。
先延ばしをしないことは長生きにつながる
先延ばしによる見えないストレスが体にどれだけダメージを与えているかは、医学的研究によって解明されています。(省略)「あとで」程度のことで、と思うかもしれません。しかし目の前の仕事や作業をダラダラと先延ばしにしてばかりいる人の脳は、想像以上の慢性的なストレスにさらされています。
出典:先延ばしする人は早死にする
健康にまで影響が及ぶなんて知りませんでした。
なんとも恐ろしいです、、、
先延ばしすることに健康的なリスクがあることを知ると、先延ばし癖がさっと治りそうです。
本書には、どのように脳にストレスが生じるのか、それがどのような病気につながるかが具体的に紹介されているので、興味のある方はぜひ本書をお読みください!
先延ばししないことを習慣化する“if then戦略”
私たちの脳は、この「XならYする」というルールの記憶が得意なため、それに従って行動することで、その行動が習慣化しやすくなると言われています。つまり「習慣化したい行動」と「そのきっかけ(トリガー)になる状況」を結びつけて脳に叩き込んでしまえば、それが習慣になるということ。
出典:先延ばしする人は早死にする
可能なものはルール化してしまうことにより、考えることも減るので良いなあと思いました。
例えば、
・おたよりは毎週金曜日に出すから、必ず火曜日の4時から書く
・行事に向けての計画はその都度考えるのではなく、やることリストとして「いつ何をするか」を明確にしておく
・5分以内でできるものはすぐにやる
などなど
いろんなことをルール化できそうです。
「先延ばしする人は早死にする」:読んだ感想
子どもとの時間をたくさん過ごせるために“先延ばしをしないこと”の大切さを感じた
働き方改革・仕事の効率化を追求することは子供のためになることを本書からものすごく感じました。
教員側に物理的・精神的な余裕さえあれば、子どもとの時間もたくさん取れるし、話もじっくり聴くことができる。
そのためにも、先延ばしせずやるべき仕事をサッと終えたいなあと感じました。
スッキリした状態でその日を終えることの大切さを感じた
家に帰った後や休みの日などに、「この仕事やらなきゃ」と頭から離れないことがあります。
こういった考えが頭の中にあると、ストレスもたまり健康にも良くないし、ゆっくり休むことすらできません。
こうならないためにも、「よし!ひとまず休日は何も考えずに休めるぞ!」となってから家に帰るようにしたいと感じました。
すぐやれば良いのに「明日でいいや」「休みの日でいいや」という先延ばしの考えが頭に過ぎるからそうなってしまうんですね。反省・反省。。。
「先延ばしする人は早死にする」:まとめ
今回は「先延ばしする人は早死にする」について紹介させていただきました。
先延ばしをすることは、本記事で紹介した仕事への影響以外にも、健康や人間関係、人生の成功にも大きく悪影響を及ぼします。
また、そもそも「なぜ先延ばししてしまうのか」ということにも細かく書かれています。
エビデンスをもとに具体的に紹介されているので、より深く学びたい人はぜひ本書を手に取ってみてください。
・目次
第1章 「あとで」の正体とは?
第2章 3つのメンタル・ブレーキ
第3章 「すぐやる人」が手にする5つのメリット
第4章 5つのステップ
第5章 5つの習慣化戦略
他にもDaigoさんの著書はどれも勉強になるものばかりです。
ぜひ、手に取ってみてください。
では、以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
日々成長!!