イケミ先生の『教育への想い』

【学級経営】クラスで大切にしたい意識について考える【①自分のレベルアップ②気持ち良く生活するこそ超重要】

この記事は,教員3年目(講師経験を入れると5年目)のとある教員が,教員方針について考えたことを書いてあります。

 

以前,先生として“自分の軸をもつことが大切”と書きました。

その理由についてはこちらの記事をご覧ください。

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では,僕にとっての“軸”は一体何か?この前改めて考え直してみました。

1  クラス全員で大切にしたい意識

ありとあらゆることに考えを巡らせた結果

“これは学校生活を送る全ての人にとって重要!!”

と思ったことが2つ出てきました。

それは,

①学んでレベルアップした自分になろう

②全ての人が気持ち良く生活できるよう心がけよう

の2つです。

これは学校に通う子どもだけでなく,大人にとっても大切なことだと思います。

 

各々がそのような意識をもつことはもちろん大切です。

また,クラス全体としてそのような雰囲気を高めていくことは,結局個々の意識をより高いものにするので大切です。

個と集団が相乗効果で高まっていくことについては,こちらの記事で紹介させていただいている本をぜひお読みください。

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では,具体的にどうしたらそのような意識になっていけるでしょうか?

また,クラスとしてもそのような雰囲気を高めていくことができるでしょうか?

 

今回は,僕が子どもと関わる上で価値観にスポットライトを当てると以下のようになりました。

2 子どもと関わる上で大切にしたい価値観

クラスの中で

①学んでレベルアップした自分になろう

②全ての人が気持ち良く生活できるよう心がけよう

のような意識を育むために,僕が大切にしたい価値観は次の3つです。

A ちがうみんなと自分たちで学ぶ意味を強調

B まずは頑張ってみる・失敗しても良い

C 弱みを支え合う

なぜ,この3つの価値観が大切なのか?その理由は次の通りです。

A ちがうみんなと自分たちで学ぶ意味を強調

①について

問いをもつ,多様な考えを聞き,自己をアップデートできる,いろんな考えを聞けるって楽しい

②について

ちがう人との関わり方を学ぶ場,感じ方,見方・考え方がちがう人を理解する

B まずは頑張ってみる・失敗しても良い

①について

0で断ち切ることは簡単,やってみることで分かることがある言葉と心は繋がっている,全力でやるとやらないで自分の成長は明らかにちがう

②について

ネガティブな言葉は周りへの影響を与える・

例)ネガティブ言葉を言う→ポジティブ言葉に変更「頑張ってみよ!!」

C 弱みを支え合う

①②のように言うはものの,そうはできずに苦しさを感じる子が出ます。

そんな子を理解し,支え合うことが大切です。

お互いの弱みや苦しさを理解して支え合うことは気持ち良く生活することにつながります。

また,「全員が特別な存在だよね」「みんな違ってみんな良いよね」とちがいを認め合うことにつながります。

 

もちろん自律は大切です。

なぜなら,

自分が困るから,自ら学べるようになるため

例)話を聞かずに忘れ物をする,連絡帳を書かずに忘れ物をする,違った行動をし周りに迷惑をかける,時間を守れずに後悔する

 

ちなみに僕の考える“学校での自律とはどのようなことか?”については下の記事をご覧ください。

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 3 おわりに【価値観をどれだけ大切に感じているかが重要】

クラスで大切にしたい意識,またその意識を育むために僕が大切にしたい価値観について書いてきました。

大切にしたい価値観は先生によってちがうと思いますが,いずれにしても,“先生がどれだけその価値を大切に感じているか”が重要になってくると思っています。

先生だからその価値観をもっているのではなく,人としてその価値観をもつことができるようになったとき,より軸をもった人になれると感じています。

また,子どもにとっても,良い意味で分かりやすいメリハリのある先生になれるのではないでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

では!!

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