イケミ先生ブログ〜教育についてひたすら考え続ける教員〜

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【学級経営】新任教員が初めに大切にしなければいけないことは【自分の軸をもつことです】

 教師として何を大切にすれば良いことは何か?と自問自答した時に,「うーん何だろう?」と悩んでしまう時ってありませんか?

私も初めて担任をした時はそうでした。そんな一教員が初担任を経験して,感じたことを記事にしました。

 

この記事は授業で大事にしていことではなく,学級集団づくりや生活指導をする上で教師が大切にするべきことについて書いています。

 

こんな方々に参考にしていただければと思います

「担任をしているけど自分の軸が分からない」

「児童・生徒の関わり方が分からない」

「児童・生徒との人間関係・信頼関係の築き方が分からない」

 

 

◯すべては自分の軸をもつことです

 

ここで言う自分の軸とは,指導の基準です。これを明確にすることがとても大切です。

「え?子ども達の実態も分からないし,こちらの気持ちを押し付けてしまって良いの?」

「指導の軸だなんて,初めての担任だからよく分からないんだけど」

「あんまり子どもを指導したくないから,多めに見てあげたいな」

そう感じる方もいると思います。私も正直そうでした^^;

 

しかし,曖昧な指導基準だと,その時その時で言っていることが全く異なってきます。また,初めは優しかったのに,どんどん厳しくなってきたと子どもが感じるようになります。

これでは子どもは先生に対し,「一貫性のない先生でよく分からない」と不信感を感じ,信頼関係は築けなくなります。

 

また,人を傷つける,周りに迷惑をかけるなどと言った間違っていることを見逃すと,周りの子ども達は「この先生はいざという時に自分達を守ってくれない」と感じることでしょう。

「間違っている時には,勇気を出して指導をする」これはかなり重要な教師の在り方かと感じます。

 

◯「指導の基準なんてすぐに決まるわけないじゃん」

このように感じる人もいるでしょう。

ここで重要なポイントは,この指導の基準は,これまでの人生経験によって先生達の中でもズレが生じる点です。大きくは変わらないにしても,細かい部分が変わることはよくあります。

ですので,ひとまずは自分のこれまでの人生振り返り「これは絶対に大事にしたい」というものを指導の基準にすると良いかと思います。

指導の基準は誰かから与えられるものであってはいけません。もちろん多くの先生から教えていただきながら基準は更新されていきますが,本当にその基準が自分のからだに染み付いていなければ意味がありません。

この理由については次に書きます。

 

◯子どもは先生を「教師」としてでなく一人の「人間」として見ている

極端な例ですが,学校の決まりとして掃除中は一切話してはいけないという決まりがあるとします。

A先生は〈学校のきまりだからしょうがないな〉と思いながら「掃除中は話してはいけません」と注意する。
B先生は〈掃除中におしゃべりは必要ない。自分の心と向き合う時間だ〉と思いながら掃除中は話してはいけません」と注意する。

 

さて同じ言葉でもどちらが子ども達の心に響くと思いますか?

間違いなくB先生の声です。

子ども達の先生を見抜く力はものすごく鋭いものがあります。

子ども達にかかれば「あ,この先生は本気だ」「この先生は本気で言っていないな」ということがすぐ分かってしまいます。

子どもは「先生に叱られたくない」と傲慢に思ってはいないでしょう。

間違っていることは「それは間違っているよ」と言ってくれる大人を信頼します。

これは大人どうしの間でも言えることです。

なので,教師が「本気でこれは大事なこと」と指導する気持ちをもつことはとても重要です。

 

◯心と心の「対話」を求めている

子ども達は先生の本気を常に観察しています。だからこそ大人に揺さぶりをかけてきます。試してきます。

それは先生の人間的な部分をすごく知りたいということの表れなのではないかと僕は考えています。

 

教師という役割,学校組織としての役割を脱ぎ捨て,子ども達と関わることはとても大事です。先生から子ども達への一方的な話ではなく,相互に話し合うことで話が盛り上がる,指導する側の先生も子ども達から要望をもらうなど,お互いにレペルアップしていくことを継続していきたいものです。

 

◯おわりに【子どもの思いを聴くことも大切です】

自分の軸をもち,指導の基準が明確になっていることの大切は上に書いた通りです。しかし,下手をするとこれではただの独裁主義のように聞こえるかもしれません。

「出るときは出る」この明確なスタンスが最低限あれば良いのです。

 

後は子ども達との人間的なふれあいをすること,悩みに対して敏感であること,思いに共感すること,これらに重きをおき関わっていきたいものです。

教師は,時には「間違っているものは間違っている」と本気で伝える父性と,時には思いに寄り添い共感的な関わりをする母性とを両方を兼ね備えた存在でいたいものです。

ここにベテランであろうと1年目であろうと関係ありません。