本日もアドラー心理学についてです。
学級づくりにおける担任のあり方とアドラー心理学は密接に関わる可能性があると夏休みに本で勉強して約2週間が経ちました。
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マンガなのでとても読みやすいです。
今日は,先生の人としての生き方に関する話
アドラーは人生におけるタスクは「仕事」「交友」「愛」の3つであると提言しており,その3つをより良いものにしていくことが幸せにつながるのであり,またそのためには勇気が必要と言っています。
そこで感じたことは次の通りです。
“そもそも3つのタスクって分けているけど,それらを分離して考えるのではなく,一つのつながりとして考えれば,もっと人生はシンプルになり生きやすくなるのではないか?”ということ。
自分はこの生き方をしているので,割と人生はシンプルで分かりやすい。
つまり,仕事は仕事,交友は交友,愛は愛と分けるのではなく(というか,そもそも分けることはできないと思っている),交友と普通に仕事の話をするし,仕事の中で交友ができる。仕事の中で愛も生まれるし,交友の中で愛も生まれるという考え方をしている。
その生き方ができるために大切なことは何かというと,条件は様々あるが,その中の一つに,“ヴィジョンを設定する”ということがあげられる。
例えば,自分は人生の中で“教育界をこうしたい”という明確なヴィジョンを設定すれば,そのヴィジョンの達成のために,仕事をするし,交友関係も広がってくる。
このようにヴィジョンを設定すると,自然発生的に人生のタスクはつながってくるし,それぞれのタスクが相互に影響し合い,より高い次元まで到達することが可能となる。
これは,人生のタスクを分けて考えるのではなく,つなげて考えるからこそできること。
「お金を稼ぐためだけに仕事をします」
「仕事の仲間は仕事の仲間。趣味の仲間は趣味の仲間」
など明確に分けてしまうと,相乗効果は生まれない。
というか,このように人生のタスクを分けて考えられる人ってすごく器用な人だと思う。
僕はそもそも不器用なので,人生のタスクを分けることがそもそもできない笑
シンプルイズベスト!!
ヴィジョンを設定して,その達成のために生きるという生き方において大切なことは,もちろんヴィジョンの達成を目指すんだけど,そのための仕事や交友関係そのものを楽しむことが大切。
ヴィジョン達成に執着しすぎると,できた・できないでの評価軸でしか自分を評価できなくなり,そのヴィジョンを達成することでしか自分の優越性を感じることができなくなり,劣等感を感じやすくなってしまう。
“不完全である勇気”を持つことが大切
というのもアドラー心理学の考え方
学校の教育活動にも言えることだと感じる。
以上,人生のタスクに関しての話でした。
最後までお読みいただきありがとございました。
では!!