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【書評】「いい教師の条件」を読んで勉強になった3つのこと【良い教師の条件はズバリこの3つ!!】

こんな先生向けの記事です
・良い教師に自分がなれているのか疑問をもっている

・そもそもいい教師とは何をもって良い教師というのか疑問をもっている

・「いい教師の条件」を読んだ人の感想を知りたい

・いい教師に必要なことは何か知りたい

こんな要望に答えます。

記事の内容
・「いい教師の条件」を読んで勉強になった3つのこと

・「いい教師の条件」を読んだ感想

「いい教師の条件」は明治大学教授で臨床心理士や公認心理士、カウンセラーの資格をもつ諸富祥彦先生の著書です。諸富祥彦先生の著書は、他にも「教師の悩み」「学校現場で使えるカウンセリングテクニック」などがあり、教師としの生き方や子どもたちとの関わり方のヒントをもらえるものがたくさんあります。

今回は、その「いい教師の条件」の感想を簡単にまとめました。

表紙に、「いい先生、ダメな先生はここが違う」というキャッチフレーズがあり、とても興味を惹かれました。

この記事を最後まで読んでいただければ、いい教師の条件が分かります。また、自分がどんな先生になりたいかも同時に考えることができます。

この記事を書く僕は、以下のような人間です。

「小学校の教員をしている」

「子どものエピソード・本から得た学びをもとに自分自身の視野が広がることに喜びを感じている」

では、早速紹介していきたいと思います!

「いい教師の条件」:読んで勉強になった3つのこと

「いい教師の条件」で勉強になったことは以下の3つです。

①ルールとリレーション【リレーションさえしっかりあれば、校則はほとんど必要ない】

②あえて空気を読まない【ノーという言う勇気が大切】

③少数者を徹底的に大切にする【その子のためを思ったサポートができるかが一番大切】

順番に解説していきます。

ルールとリレーション【リレーションさえしっかりあれば、校則はほとんど必要ない】

筆者は、学級経営に大切なのは、ルールとリレーションだと述べていました。

「リレーション=心と心が触れ合うあたたかい人間関係」と言い換えることができます。

相手がどんな子どもであれ、その子が話す内容に興味が湧かなくとも、いちいち関心をもち、セッコy句的に関わっていくことができる。そんな「関係づくり」の能力が教師の最も大切なスキルです。

引用:いい教師の条件

教育の根本は人間関係であると改めて感じました。

また、昨今話題となっているブラック校則という名の子どもが落ち着くという底でのルール(実際相関性があるのかは分かりませんが・・・)もリレーションさえしっかりと築くことができていれば必要ないと確信しました。

人間関係がしっかりできていれば、教師や友達,家族を裏切るような行為をしてしまうリスクはグ〜ンと減ると思っています。

その子が裏切るような行為をしてしまう理由は、リレーションをつくることができていないからです。

その子が寂しさを感じていたりどこか満たされたかったりしていることを教師が瞬時に気づいて対応していくことが何よりも必要です。

どんなことがあれ対話を面倒くさがらず丁寧にしていき、あたたかい人間関係を築いていくことが大切だと感じました。

あえて空気を読まない【ノーという言う勇気が大切】

今の学校には、職員の間やクラスの子どもたちの間で、ものすごい同調圧力が働いていると述べています。

発言力のある人が「右」と言ったら、例えそれが間違ったことでも「右」と同調してしまう。

その同調圧力により大事件になったのが、「教師いじめ」で大ニュースになったカレー事件です。(実際このニュースには、加害者教員に対して本気で頭にきました。今でも頭に来ています)

こんなことを二度と起こさないために、子どもたちが同調圧力という文化に苦しまないためには、同調圧力という良くない文化をほぐしていくことが必要です。

筆者は次のように述べています。

◯クラスの同調圧力を壊すために

子どもの集団の序列を壊すためにも、教師自身が、「あえて空気を読まない」行動のモデルを示しましょう。(省略)そのことが、子どもたちの中に「そうか、空気を読まなくていいんだ」「自分らしく振る舞っていいんだ」という気持ちを芽生えさせます。中には先生の行動に刺激されて、「空気を読まない」行動に出る子も出てくるでしょう。そうした子が増えてくると、友達の目を気にしすぎない、自分を抑えすぎない、風通しのいい学級集団がつくられていくのです。

引用:いい教師の条件

◯職員間の同調圧力を壊すために

「あえて空気を読まないでいよう」「空気を読めても、ときには読まないふりをしてほしい」ということです。これが同調圧力を打ち破って、自分の個性を活かすということにもつながるからです。

引用:いい教師の条件

良く学校であるのは、授業の進度や使う教材,教室の掲示,学級通信の出す頻度など全て学年で揃えるということです。

これでは、教師の個性を活かすことなんて到底できませんし、「もっとこんなことをやりたい」という気持ちも徐々になくなっていき、ついには同調圧力の波に飲まれていきます。

個性を出せず、思考停止して言われた通りにしか行動しない人はロボットになったも同然。息苦しくて仕方がありません。これも全て同調圧力のせいです。同調圧力に負けないよう、空気を読まないでいきたいと感じました。

「空気を読まない」というと少し聞こえが悪いかもしれませんので、言い換えると、忖度なしに自分の意見を正直に言うということですね。

少数者を徹底的に大切にする【その子のためを思ったサポートができるかが一番大切】

筆者は、「本当に力のある教師の条件」を次のように述べています。

私は「本当に力のある教師とは、少数派の子どもの立場に徹底的に立つことができる教師である」と考えています、。「本当に力のある教師」は、たとえほかの教師と対峙してでも、「少数派の子ども」「弱い立場の子ども」の立場に立ち、そうした子どもを守ろうとします。

引用:いい教師の条件

不登校の子を登校させたり、別室対応の子を教室に戻したりすることは、一見見栄えが良いかもしれませんが、本当にその子のためになっているのか考える必要があります。

教師の“これが正しい”“こうなってほしい”という価値観でその子を見るのではなく、

その子の立場になって考える

これがどれだけできるかに掛かっていると感じました。

「いい教師の条件」;読んだ感想

コミュニケーション能力をさらに伸ばしていこうと思った

本書には次の言葉がたくさん出てきました。

教師は人間関係のプロであれ

そのためにも、コミュニケーション能力を今後さらに伸ばしていく必要があると感じました。

  • 話し方
  • 聞き方
  • ジェスチャー

というテクニック的な部分

また、

  • 相手を理解しようとする力
  • 相手の立場に立つ力
  • 空気を読みすぎない力

という土台となる部分

 

どちらもコミュニケーション能力の重要な要素になってきそうです。

コミュニケーション能力のつけ方

コミュニケーション能力はすぐには伸びず。少しずつ培われていくものだと思っています。

また、コミュニケーション能力で一番大切なことは、“どれだけ相手の立場に立てるか”だと個人的には思っています。

この力をつけるために、僕は以下のようなことを心がけています。

  • いろんな考えに触れる
  • 本を読む
  • いろんな物事に触れる・関わってみる

このことで自分の価値観だけに囚われずに済み、結果として相手の立場に立って考えることができるように少しずつなっていきます。

例えば「いろんな考えにふれる」について、

先日、留学していた方とお話をする機会があったのですが、その方は「外国はとにかく時間にルーズ!こんなに時間に厳しいのは日本だけ!」と言っていました。

こんなお話を聞くだけでも、価値観が揺さぶられ、物事を多面的にみることができるようになります。

結果として、自分の価値観に固執せずに済むようになります。

本を読んだり、いろんな物事に触れてみたりすることもこれと同じように、新たな視点で物事を捉えられるようになります。

幅広い見方で物事を見られるようになることが、相手の立場に立つことができるようになる重要な要素だと感じています。

今後も意識して取り組んでいきたいと思います。

「いい教師の条件」:まとめ

今回は「いい教師の条件」について紹介させていただきました。

本記事で紹介した内容はごく一部です。

より深く学びたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください。

学校現場の問題点や教師の多忙さ,子どもの苦しさなどについても細かく書かれており、とても勉強になります。

第1章 教師の何が大変なのか?

第2章 学校空間の悩ましい「人間関係」

第3章 追いつめられる子どもたち

第4章 保護者と学校のより良い関係

第5章 「できる教師」に必要な6つの資質

では、以上になります。

最後までお読みいただきありがとうごいました。

では!!

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