先日,「目標を立てるメリットと目標の立て方」について記事にしました。
その中で,『目標とふりかえりはセットで行うと良い』ということについて述べました。
こちらの記事です↓↓↓
この記事では,「ふりかえりの大切さ」について説明していきます。
「ふりかえりは大切」何となく分かっているとは思いますが,ではなぜ大切なのか,具体的に考えてみました。
ではいきましょう!!
目次
1 月イチ10分「できたこと」を振り返りなさいより【ふりかえりは自己肯定感を高める】
先日,以下の本を読みました。
ふりかえりの大切さについて,なんとなくは分かっいたけどうまく言葉にできない自分に大きな示唆を与えてくれました。
筆者は,
成長するためには,自己肯定感を高めることが大切。自己肯定感を高めるためには【できたこと】を積み上げれば良い。そのためにふりかえりが大切だ。
と述べています。
たしかに今までの自分を考えてみると,【できなかったこと】に目が行き,【できたこと】にはあまり意識がいっていませんでした。
しかし,実は【できたこと】って考えてみると一日の中でたくさんある。
例えば,
・朝あいさつをした
・外食をせず,自炊をした
・車で行こうとしたところを歩いて行った
・規則正しい生活ができた
一見,“そんなの当たり前じゃん”と思われることも立派な【できたこと】になるんだなあと。
そう考えてみると,【できたこと】,たくさん浮かんできませんか?
2 そもそも自己肯定感て何?
ネットで検索するとたくさん出てきます。
自己肯定感とは
・自らの在り方を積極的に評価できる感情
・自己価値を感じて自らの全存在を肯定する
Wikipediaより引用
と書かれています。
人と比べるのではなく自分軸で生活していくこと大切です。
また,自己肯定感が高いと,幸せ状態はより長く続くようになります。
そのためにふりかえりが役に立ちます。
↓↓こちらの内容はとても参考になります
3 ふりかえりをする上での注意点【できなかったことに目を向けない】
上で紹介した本にも書いてありましたが、
できないに目を向けず,できたことに目を向ける
ことが大切です。
もし仮にできないことをふりかえり続けると,
「できなかった」
「できない自分はダメだ」
「自分はこんな目標向いていない」
と,どんどん自己嫌悪に陥ってしまいます。
自己肯定感だだ下がりです。
【できたこと】が,少しでもあると思います。
「少しできた自分」を大いに褒めてあげましょう!
行動しているだけで充分です‼️
4 【教員として】学校の授業で行うふりかえりにはどんな良さがあるか
僕は授業ではなるべく子どもたちがふりかえりを書く時間を作っています。
① 学びの当事者意識をもつことができる
自分ごとになることで,良い学び手になることができます。また,学習意欲も上がります。
主体的な学びが求められている今,子どもたちが当事者意識もって取り組んでいるかどうかはかなり重要なポイントです。
② 学びのプロセスを客観的にふりかえる
いわゆる,「メタ認知能力」が育つことで、自分にとってベストな学び方をその都度更新していけるようになります。
③ 自分が学んでいる時の感情をアウトプットする
感情をアウトプットし「なぜ、今自分がそういう感情になったのか」考えることで、自分の性格が分かったり,感情に流されず論理的に自分のことを考えられるようになります。
学校の授業で行っているように,ふりかえりを行うことはメリットだらけです。
エビデンスにも基づいているため、ぜひ興味のある方は調べてみてください!
↓↓「ふりかえり 授業」で検索!!
これまで授業で行ってきたふりかえりを,あとは日常生活に適応し「目標⇄ふりかえり」のサイクルを回すだけです!
5 おわりに【どんどん自己肯定感をアップ】
ふりかえりは自己肯定感を高めてくれる,有効な手段です!!
「できた喜び」を大事にして,目標に対して、ふりかえりを行なっていきましょう!!
では!