いよいよ今日でGWが終わります。
この記事では,
『【GW明け】子どもと確認するべき忘れてはいけない大切なこと』
について紹介します。
僕は,主に3つのことを大切に子どもと関わっていきたいと思います。
【GW明けに子供と確認するべき大切なこと!!】
①子どもの心の健康の確認
②コロナウイルスへの当事者意識を高め
③今後の学び方を考える— イケミ先生〜ブログ毎日1更新〜 (@ikedisk) 2020年5月5日
具体的に説明していきますね♩
目次
1 子どもの心の健康の確認
休み中,子ども一人ひとりがどのように過ごしていたのか,確認は欠かせません。
もしかすると,GWによる長期休暇,ただでさえ3月からの2ヶ月間も休校での生活リズムの乱れや,外出自粛によるストレスにより,子どもの心に悪い影響を及ぼしてしまっている可能性があります。
また,普段とはちがった生活に適応しつつも,“そろそろ限界”という子もたくさんいるように思います。
あとは,
それぞれが願いをもって入学した新一年生
学校のリーダーとして活躍や部活最後の大会に寄せる思いをもった最高学年
一人ひとりの思いが実現できないこと,本当にかわいそうで仕方がありません。
それは周りの人間だけでなく,本人達が一番感じているでしょう。
子どもたちの心を,不器用なりにも何とかケアしてあげたい,先生のやるべきことはまずはそこなのかなあという気持ちでいます。
“困っている”と感じている子どもの心を敏感に感じ取れる感覚を研ぎ澄ます
2 コロナウイルスへの当事者意識を高める
①現状を理解し,予防できるために自律する
コロナはまだまだ収束には程遠いです。いつ収束するかも分かりません。
その中で,子どもたちも“自分の命は自分で守る”という気持ちになる必要があります。
外で遊んだら必ず手洗いうがいをする
友達と適度な距離を保つ
不要不急の外出は避ける
あと,もう一つ
自分がウイルスをもっていることを前提として,周りの人に移してしまわないように心がける
これまでは,大人に言われて動いていれば良かったかもしれませんが,全ての人が進んで予防をしないと収束には向かいません。
「言われた約束を守っておけば大丈夫」だけでは,一人になった瞬間予防をしなくなります。
そして,少しでも油断すれば必ず感染は拡大してしまいます。
そうなりたくはありません。
そのために当事者意識をもって予防に努める
「自分がコロナを収束に向かわせるんだ!!」と
このことは,大人にも言えることなんですけどね笑 本当に!!!
むしろ大人か笑
②より良く生きていくための方法を考える
コロナ感染が続く限り元どおりの生活を送ることはできません。
また,収束しても,全くもって元どおりの生活になることは考えにくいです。
コロナによって“パラダイムシフト”が起きると言われています。
Q.パラダイムシフトとは?
パラダイムシフト(英: paradigm shift)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。パラダイムチェンジともいう。
◯過去のパラダイムシフト
- 鎌倉幕府成立・貴族政治から武家政治への移行
- 織豊政権・江戸幕府による、武士の在地領主から大名直属の軍団・官僚への転換。
- 明治維新・ペリーが来航したことによる幕末の動乱と、王政復古から始まる西洋式の社会的再構築、大日本帝国憲法の制定、多岐に渡るインフラの近代化。
- 太平洋戦争の敗戦・GHQにより大日本帝国憲法が日本国憲法に全面改訂されたことによる大日本帝国の体制消滅と日本国の成立
Wikipediaより引用
パラダイムシフトが起きれば,そこには新しい社会や価値観が形成され,生活様式もガラリと変わる可能性があります。
コロナ前の生活を夢見るのではなく,コロナウイルスの現実に立ち返り,
“どのようにしたら,コロナに気をつけて,より良い生活を送ることができるか?”
を考えていく必要があると思っています。
“コロナが収束したら〇〇しようね”ではなく,今この時を楽しむ方法を考えたいです。
例えば,
・濃厚接触を避けての外出(公園で遊ぶ)
・オンラインで友達とつながる
・オンラインで今すぐ学ぶ
今すぐできることは考えてみるとたくさんあります。
子どもたちと知恵を出し合いながら考えていきたいなあと思っているところです。
3 これからの学び方を一緒に考える
①理想とする学び方を子どもと考える
地域によってオンライン朝の会やオンライン授業をしているところもありますが,現状お金の関係で厳しいところもあります。
そんな場合でも,“自分はこういう学び方が良い”と子どもと考えていきたいと思っています。
現実的に厳しくても,子どもたちが求めているものを把握しておきたいので。
もしかするとできる範囲内で子どもの理想の学び方へと近づけるサポートができるかもしれません。
そんなことを願いながら,休校中の一人ひとりの“学びやすさ”も保障していきたいと思っています。
②勉強の目的を見い出す
休校中,ただ単に「この課題やっといてね」では学びは生まれません。
勉強することには目的が必要だからです。
そうしないと,こなすだけの作業で終わってしまいます。←こうはなってほしくない。
目的は,子どもによって違うと思いますが,一人ひとり明確にすると良いです。
例えば
・休校中に,これまでの内容を完璧にする
・今のうちに,勉強できるところはしておきたい
・やるべきところはしっかりと覚える
また,友達と協働学習ができないぶん,勉強の目的が“自分のため”だけになります。
クラスの全員達成を目標にしたり,友達と一緒に勉強するからやる気が生まれる人もいるので,“自分のための勉強”は責任が自分に直接返ってくるぶん厳しさもありますが,逆にチャンスでもあります。
学ぶ原動力となるやる気を生み出すためにも,目的をもつことは重要になってきます。
4 おわりに【ウイルスと上手に付き合っていくことが重要】
以上の3点を子どもの確認していきたいと思っています。
新CSに“変化の激しい時代に求められる人材育成のための教育”といった意味の言葉がありましたが,変化の激しい時代が急にやってきてしまいました。
ウイルスに受け身にならず,上手な付き合い方を見いだし,より良い生活を送っていけるようなサポートを子どもたちにしていきたいと思っています。
では!!