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トラブルの対処法【課題解決の前にまずは困っている子の気持ちに全力で寄り添いサポートする】

クラスにトラブルは大なり小なり起こり得ます。

その時の先生のあり方は学級経営に大きな影響を与えると思っています。

 

基本的な担任のあり方は“困っている子を全力でサポーツする!!”です

 

トラブルを大きく,2つに分けると次のようになります。

①集団でのトラブル

ここでいう集団とは複数人でのトラブルであり,最低人数を二人としています。

基本的に,子どもの訴えから当事者を呼んでの話し合いをします。

※担任は中立の立場をとる

互いのいけなかったところやこうすれば良かったをお互いに出し合い課題を解決します。

お互いが“こうすれば良かった”ということにより,どちらか一方がいけないということではなくなるため,スッキリした形でトラブルは解決します。

 

②トラブルがあり一方的に困っている・悲しい思いをしている

具体例としては,“物がなくなる”“一方的に責められる”などが挙げられます。

 

このような時は,とにかく困っている・悲しい思いをしている子の側に立ち,全力でその子をサポートします。

 

・物がなくなるについて

→“物がなくならないための方法”を考える前に,まずはその子の悲しい気持ちに寄り添い,全力で探します。“鉛筆一本”でさえ,その子にしてみれば大切な物です。それを担任が理解し,対応することが重要です。

 

・一方的に責められるについて

→責められることにより,その子が悲しさを感じていることは事実です。なので,担任としてはその子の悲しいという気持ちに寄り添い,責めたつもりはなくても安易にとった行動が相手を傷つけていることを周りの子に認識してもらう必要があります。その上で,“こうすれば良かった”という課題解決を行なっていきます。

 

・個人の困っている・悲しさを感じているからスタートするが,徐々に班単位や集団としての課題解決に発展する場合もあります

例えば,鬼ごっこでのトラブル

ある子が悲しい思いをしていたときに他の子がそれに対して自分の言い分を言う場合について・・・

こうなるとお互いに言い分が出て来ます。

この場合は①の集団トラブルと同様の対応になります。

※担任は困っている側に寄り添うところかた,中立の立場に移行

そして,互いのいけなかったところやこうすれば良かったをお互いに出し合い課題を解決します。

 

 

以上のように,トラブルが起きた時の先生の対応の仕方ってその時の瞬発力が試されるので,事前にある程度パターンを作って置いた方が分かりやくなります。

 

 

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