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【おすすめ】4月の学級びらきで必ずやるべきこと【この先生は楽しそうだなと思ってもらうことです】

新年度が始まりました。

全国各地の学校で始業式・入学式があったところも多いでしょう。

今年は,コロナウイルスの関係で残念ながら休校が延期になってしまっている学校もありますが、、、

さて,今回の記事では,始業式の日の学級について書いていきます。

この記事は,こんな方にオススメです。

「子ども達との初めての出会いを大切にしたいんだけど,何をすれば良いんだろう?」

「始業式の日の学級は時間が短くて何をすれば良いのか分からない」

たしかに始業式の日の学級指導って悩ましいですよね。時間は短いし、、、

むしろ,次の日からは学級の時間をたくさんとれて,子ども達ともコミュニケーションをとれるので,良いですよね。

でも子ども達と初めての出会い,大切にしたいですよね。

1 一番大切なことは,“この先生は楽しそうだな”と思ってもらうこと

子ども達は,「どんな先生が担任の先生になるかな?」と楽しみにしています。

しかし,初めに出会った時に,怖い顔をしている人だったら皆さんはどう思いますか?

僕だったら,「今年の1年は終わった、、、」と思ってしまいます。

 

笑顔で明るく接し,また,“この先生楽しそう”と思ってもらうことが大切だと思っています。

指導なんて後からでもいくらでもできる。

まずは,“楽しさ”です。

なので,始業式の日の学級では短い時間ですが,とにかく楽しいことをやっていきましょう!!

例えば,

・自己紹介クイズ

・おもしろトーク

・黒板のメッセージ・イラスト

・マジック

などいろんな方法があります。

いずれにしても,先生自身に合ったもので楽しいことをするというのが一番です。

 

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2 楽しいことに時間を使うために,教科書やプリントの配布は素早く!!

楽しいことをするといっても時間は限られています。

他にも教科書を配ったり,プリントを配ったりしなければいけません。

明日の時間割も書かなければいけません。

僕だったら,楽しいことに時間を使うために,必要な物の配布や時間割の記入は最小限の時間に納めます。

 

1 教科書・プリントの配布

始業式前日までに子ども達の机の上に配っておく。

プリントは一式まとめて封筒の中に入れて配れるようにしておく。

 

2 時間割の記入

その日は時間割を書かなくて済むように,時間割の書かれたプリントを子ども達に配る。

本来であると,時間割は毎日子ども達が連絡帳に時間割を書きますが,あくまでのこの日は“楽しいことをする”ということが目的なので,先生が時間割を配っても全然良いと思います。

 

3 始業式の次の日からの流れ

1 係活動・給食当番・そうじ当番・めあて決め

学級での役割を決める場面がたくさん出てきます。

子ども達が自己決定をしていくとても学びのある時間だと僕は思っています。

こういう時間を大切にしたい!!

 

2 『黄金の3日間』一方的な“規律”は良くない

よく学級開きは『黄金の3日間』と言われます。

この期間で,学習規律や学校でのきまりを子ども達と確認したり,先生の怒るポイントを子ども達に伝えたりします。

初めは,わざと厳しくして,徐々に緩めていくなんて先生もいます。

このように戦略を立てて演技として先生の“権威”を示す3日間とすると,僕はあんまり賛同できません。

人間として子ども達と関わりたいからです。

決して先生はお山の上のサルではなく,対等な関係なんです。

規律やきまりについては絶対的な価値を押し付けずに,子ども達に考えを聞きながら創り上げていくことが大切だと思っています。

 

4 “楽しい先生”から“信頼できる先生へ”

“この先生は面白いことをしてくるから楽しい!!”

始業式の日はこれがゴールで全然良いと思いますし,ものすごく素敵なゴールです。

しかし,ずっと“楽しい先生”で終わるのではなく,“楽しい”を残しつつも次のステップアップとして“信頼できる先生”を目指していくことが大切です。

どうすれば信頼される先生になれるでしょう。

・何か困ったらすぐに声をかけることができる

・この先生は自分のことを認めてくれている

・いけないことはきちんと指導してくれる

・一人ひとりを平等に大切にしてくれている

ザッとこんな感じでしょうか。

“信頼される先生”になるためにはものすごい努力が必要です。

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5 学級開きのオススメ本

学級開きについては,上越教育大学の赤坂先生の本や教育雑誌などオススメ本がたくさんありますので,ぜひ参考にしてみてください。

 

 

6 終わりに

始業式の日の学級は,“楽しさ”が肝心ということについて書きました。

始業式以降の数日間にわたる学級開きも,大切なことがたくさんあります。

『3 始業式の次の日からの流れ』や『“楽しい先生”から“信頼できる先生へ”』にザックリと書きましたが,次回以降,さらに具体的に書いていきたいと思います。

ぜひ,参考にしていただけると嬉しいです!

では!!

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