イケミ先生ブログ〜教育についてひたすら考え続ける教員〜

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学級活動で大切にしたいこと【0→1を生み出し,より自主的,実践的な活動を!!】

先日の記事では,係活動について書きました、

こちらの記事をご覧ください。

www.ikedisk.com

 

その中で,“学級活動は係活動とは別にもっと自主的,実践的な活動が必要”ということについて述べました。

今回の記事では,

“なぜ自主的,実践的な活動が大切なのか?”

“自主的,実践的な活動をしていく上で大切なこと”

について書いていきます。

 

1 これからは一人ひとりの個性を生かしていく時代

なぜなら,

これからの世の中は答えのない時代

誰かから与えられるのではなく,自ら価値を生み出して行動していく時代

平均的な能力ではなく,一人ひとりの個性を生かしていく時代

など様々な理由があげられます。

 

そして学校の中で,学級活動こそが,子ども達の可能性を発揮する場を作りやすいと思っています。

 

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2 一人ひとりの個性を生かすことで,自己肯定感が生まれる

全ての子ども達が無限の可能性をもっている。

苦手なこともあるけど,それ以上に得意なこともたくさんある。

悪口多めの職員室へ一言

職員室では,子どものここがダメという悪口は多すぎます。

なんでもっと良いところに目を向けないのかなあ?と本当に疑問です。

苦手なところや悪いところなんて誰しもがもっている,完璧な人なんていません。

それならもっと良さを話していった方が気持ち的にも良いです。

僕は,一人ひとりの良さに目を向けたいのです。

子どもの良さに先生が気づき学級に生かされると,その子はどうなるでしょうか?

きっと,“自分は周りから認められている”“自分はこのクラスに必要な存在なんだ”

と心が満たされます。

心が満たされることによって人は初めて,“もっと誰かの役に立ちたい”という相手意識への自己の能力の発揮のベクトルが変わります。

 

3 自主的,実践的な活動をしていく上で大切なこと

子ども達が自ら進んで,“こういう活動をしたいんだけどどうだろう?”と話し合って自己決定していけば,もう先生はもう半分必要ありません。

後は,その場にいて一緒に活動を楽しめば良いと思っています。

 

しかし,初めからそんな子ども達はいません。

また,これまでは先生に与えられてきた活動しかしなかったり,先生が絶対的な権力をもっていたクラスは自ら動き出すことができません。

“先生から与えられたことをしっかりこなせば良いんだ”という価値観から

“自分達がこのクラスの主人公で,自ら進んで活動をしていっていいんだ”

という価値観に変えるところからスタートしなければいけません。

これはけっこう大変な気がします。

 

子ども達が自主的,実践的に活動できるためには何が必要でしょうか?

僕なりに考えてみました。

 

1 “やりたいことを素直に「やりたい」と言っても良いんだ”と思える心理的安全

管理された空間では,人は自分の能力を発揮することはできません。

これは大人もそうです。

“あなたを大事にしているよ”こんなメッセージを受け手側が感じることで初めて,その人は自分は“何を言っても良いんだ”“やりたいことをどんどんしよう”と思えます。

ここに先生の在り方がものすごく問われます。

ちょっとしたルールに一方的にこだわっていたり,先生と子どもの壁を無理につくっていたりしたら,子どもは自由に生きることはできないでしょう。

僕自身も今までの在り方で反省しなければいけないことが多くあります。

 

2 一人ひとりの興味,関心を見取り活動に位置付ける

子どもが何に興味をもっているかを探ることが先生のやるべきことの一つです。

もしかすると生き物に興味をもっている子がいて,その子は一人で生き物に遊ぶことが楽しいのかもしれない。

でもクラスの子との関係が薄い。

では,その子に生き物についてクラスの子について紹介してもらおう。

周りの子は,その子に興味をもったり,その子自身も,“周りの人に認められて嬉しい”と感じ,クラスへの所属感が高まるでしょう。

また,その子は今まで感じたことのなかった,友達と関わる喜びに気づいていくことでしょう。

友達と一緒に生き物と遊ぶという新たな楽しみを見つけるでしょう。

 

もちろんこんなうまくはいきませんが,先生は,子どもの興味からクラスの子ども達をつなげていくことも大切です。

 

3 やりたい活動を自由にできる環境づくり

1 チームの結成

上に書いたように,例えばこれで生き物チームができます。

こんなふうにチームが一つでもできたら,先生はクラスに投げかけます。

「みんなも好きなこととかあるよね。好きなことどうしでチームを組むともっと楽しくなるよ。」

こんなふうにしてチームができています。

4月の初めから子ども達に投げかけるのではなく,子ども達の興味,関心の芽や活動の芽が出てきた頃に先生が動き出すことが大切です。

そうでないと結局,“やらされている活動”になってしまいます。

主体は子ども達なんです。

 

また,時々チームごとに活動内容を発表するのも良いでしょう。

そうすることで活動が継続していきます。

ただし,無理に続けるのも良くないので途中で活動をやめるも,新しい活動を立ち上げるも,その辺りは自由にしておいた方が良いです。

 

2 必要な物の準備

生き物チームの場合,必要になってくるものは何でしょう?

虫かご,えさ,ネットなどなど

子どもが準備できないものもあります。

そういった場合は,お金の融通がきく範囲で物を用意しておく必要があります。

これは先生の役目です。

 

4 終わりに

学級活動における自主的,実践的な活動について書いていきました。

自主的,実践的な活動の名前としては,「会社活動」や「学級内クラブ」など様々な名前で言われていますので,興味のある方はぜひ,調べてみてください。

子ども達が活動の名前を決めるのも良いですね!

忘れてはいけないのは,子どもの個性を伸ばす,良さを認め合うというところだと僕は考えています。

では!!