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学校での名前の呼び方「全員さん付け?」「あだ名は禁止?」【どちらにせよ一番大事なことは相手を尊重することです】

この記事の内容

先生の子どもに対する名前の呼び方,子どもどうしの名前の呼び方をどうするか,先生たちの価値観に差が出るところです。先生によって,男子は「〇〇くん」,女子は「〇〇さん」で読んでいる人,あだ名を容認している人,男女問わずさん付けを徹底している人など,いくつかにカテゴライズされます。いくつかのパターンがある中,学校によっては,学校のきまりとして全学年でさんづけを統一している学校もあります。なぜ名前の呼び方がルール化されているのか,一番大切なことは何か考えていきたいと思います。

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 1 【全員さんづけ?あだ名は禁止?】名前の呼び方をカテゴライズ

 

 先生→子ども

子ども→子ども

パターン①

男子はくん,女子はさん

男子はくん,女子はさん

パターン②

男子はくん,女子はさん

あだ名で呼び合う

パターン③

男女問わずさん

男子はくん,女子はさん

パターン④

男女問わずさん

あだ名で呼び合う

パターン⑤

男女問わずさん

男女問わずさん

パターン⑥

呼び方は自由

呼び方は自由

 ざっとこんな感じでしょうか。

先生が男子は〇〇くん,女子は〇〇さんと呼んでいるのに,子どもどうしはさんづけを徹底していることはないでしょう。

先生が呼び方を自由にしているのに,子どもどうしはさん付けを徹底していることもまずないと思います。

2 一番大事なことは相手を尊重することです

名前の呼び方はどうであれ,一番大事にするべきことは相手を尊重することです。

①さんづけをルール化するメリット

・LGBTの関係から,「〇〇くん」と呼ばれたくない子が救われる。

・「さん付け」で子供同士のトラブルが減ったというデータがある。丁寧な言葉遣いを心がけると心も穏やかになる。

・トラブルを未然に防ぐことができ,学習に集中することができる。

・いやなあだ名で呼ばれることはなくなる。

②形骸化してしまう危険性

しかし,名前の呼び方までルール化し,それが「相手を尊重する」という本来の目的を見失い,形骸化してしまう危険性はかなりあります。こうなってしまえば,さんづけをルール化する意味は一気になくなります。

 

さんづけ反対の理由としては,

「子どもどうしの名前の呼び方までルール化してしまうなんてどう考えたっておかしい。なぜ名前の呼び方までなぜ矯正されなければいけないの?」

そう異を唱える方もいます。

また,

「そもそも本質は,“呼ばれていやではないかどうか”でしょ。先生が子どもに対しさんづけというのはまあ分かるがが,なぜ子どもどうしもさんづけをしなければいけないの?」

という意見もあります。

 3 なぜ,あだ名禁止の風潮があるのか

教育評論化の尾木ママが以前このようなことを述べています。

bunshun.jp

 これは僕の持論ですが,学校を社会と捉えるか,アットホームな環境と捉えるかによって名前の呼び方は変わってくるように思います。

もし社会で働いているような場所と捉えるなら,そういう場所であだ名はおかしいので「さんづけ」が妥当

アットホームで家のような場所と捉えるなら,呼び方は自由

学校はこの2つが混在しているから複雑でややこしいんですけどね(^◇^;)

 

4 子ども達が考え合うことも重要

子ども達の価値観の交流・・・これってかなり大事だと思います。

名前の呼び方一つにしても学びのチャンス!!

これから自分がどのように他者と関わっていこうかという生き方を学べる場であると思います。

ルール化してしまう前に,学校の主役である子ども達が考え流べきだと思っています。

おそらく子ども達の中でも

「さんづけはありか,なしか」

の二項対立として捉えるのではなく,

「こういう名前の呼び方は良いよね」「こういう名前の呼び方はダメだよね」

ということが出てくる気がします。

例えば,

・自分のあだ名が気にっていれば良いと思う

・あだ名はあだ名でも相手がいやだと感じる呼び方はだめ

・休み時間はどんな呼び方でも良いけど,授業中はダメ

・一人ひとりの感じ方はちがうから呼び方には臨機応変に変えていかないといけない。

 

一番は子ども達が考えたことを尊重し,それを生かす学校であって欲しいものです。

5 おわりに

今回は名前の呼び方について考えてみました。これ一つにしても最終的には,学校組織,子ども,自分の中で折り合いをつけていかなければいけないところです。

ただ一つ言えることは,「名前の呼び方なんて学校のルールで決めれば良いんだよ」「そんなのどうでも良いじゃん」ではなく,些細なことでも「???」をもち,考えていくことは学校も自分も大事にしたいものです。

では!!