イケミ先生ブログ〜教育についてひたすら考え続ける教員〜

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【提案】学校で『目標達成会議』をするメリットと方法

八月に入り,高校の友人と“目標達成会議”を始めた。

俺の考える目標達成会議は以下の通り

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とにかくたくさんの生産的な議論ができて嬉しい・楽しい!!というのが率直な感想である。

これを学校でも活用することはできないかと考えた結果意外といけるかも!

というかそっちの方が意外と良いのかも。

よくクラスの朝の会とかで今週のクラスの目標を決めることがあるが,果たしてこれは全員が納得して,全員が“〇〇になりたい”と心から願った目標なのかなと考えると,もしかすると,そう願っていない子も中にはいると思う。

一人ひとりがクラスという集団においてそれぞれの目標をもっている。

35人いれば35個の目標がある。

それなら,一人ひとりの目標を生かす方法はないだろうか。

そこで“目標達成会議”が使えるかも

一人ひとりが自分の目標に目を向け,その目標を達成するための手段としての目標達成会議を横串として刺す。

 

1.そこで生まれること

①相手のことを考えることによって生まれる相手意識

②多様な考えが出ることによる手段の最適化

③目標へのモチベーションアップ

 

 2.気をつけるべきこと

①目標のレベルは違うことを尊重して,誰の目標はすごいとか誰の目標はダメとかはないということを確認する。

例えば,Aさんは“テストで100点を取る”のに対し,Bさんは“テストで80点を取る”というとAさんの方が高次の目標に見えるかもしれないが,そうではなくそれぞれの目標に対しての目標があるということを尊重し合うことが大切である。

②子ども同士の関係性が良好な状態でないといけない。

心から願う目標や悩みって,やはり心から信頼のおける人にしか話せない。

仕事上の悩みや目標なら仕事と割り切って職場に話せるが(そうでない場合もある)が,クラスというチームは職場ではないから,そこが難しいところ。

目標達成会議を通して関係性も少しずつ良くなっていく可能性もあるから,最初は微妙でも継続していけば良いことがあるかもしれない。

 ③目標達成会議をすることは“誰”の願いか?←かなり重要

目標達成会議をすれば,自分の目標に対し,自分や他者でその手段を考え,実行し,振り返りをして,新たな目標を設定するというPDCAサイクルを回すことができる。

それにより論理的思考力や学び方を学ぶこともできる。

ただ,それって“誰”の願いなのかというと完全に先生側が意図して設定したことであり,もしかすると“目標をもちなさい”“PDCAサイクル”を持ちなさいという,一種の押し付けのように感じてしまう。

心から“その目標を達成したい”と願うからこそ目標達成会議の意味があり,自分で考えたり,他の人からの意見を聞いてみたくなったり,他の人の目標に寄り添いたくなる。

目標達成会議の価値はあるけど,そこはこちらの意図だけでは実行できないところでもある。

 

最後に言いたいことは,“みんなでこの目標に向かって盛り上がろう!!一つになろう”っていうのは大事な時もあるけど,本来は目標を達成することを達成するために一つになるにも関わらず,みんなで一緒に盛り上がることがいつの間にか目的になってしまうことがあるから,これには気をつけなければいけない。

最近話題のラグビーだって,勝つことが目的であって,チームで仲良くすることは目的ではないはず。